不正入国をしなくてはいけないほど過酷な自分の故郷。母親が子供の未来を考えた時に、子供だけでもせめて…………と思ったのだろうか。その選択が自分の認識では正しいとは思えないけれど、移民に関する知識があまりにもない自分。
LGBTが関わる映画等は、今まであまり見たことがなかった。それでも、通訳のパートナーが赤ちゃんに接する様子を見て何か安心。母性とは言えないかもしれないが。
このカップルが預かることになるというのも考えさせられる。上手いこと可愛がって育ててくれないか。
…………何て考えも甘いのかな。
やはり赤ちゃんを抱っこしていたバックをベンチの下に蹴飛ばして、赤ちゃんを抱いて去っていく姿が忘れられない。