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ハッピー・デス・デイのcomaのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)
4.0
皆さん高評価の作品で、期待値高めでしたけど余裕で超えてきた!面白いっ!

時を駆けるビッチ。この8文字で伝わるんですが、ホラー映画なら真っ先に殺されるタイプの女子大生がタイムリープに巻き込まれ、自分の誕生日に仮面殺人鬼に殺されまくる、という…そしてまた誕生日の朝へ舞い戻る。

ビッチだから敵が多く、人間関係に難アリ。自業自得…と思わせておいてから、彼女が段々と自分を見つめ直し真人間になり本当の恋を見付ける展開は王道だけどたまりません。

ビッチだけどほんとはいい子なの…っていうの、創作物においては好きです。現実なら彼女のルームメイトだけにはなりたくないですけどね。近くに居るだけで疲れそうです。

父親との距離感、教授との秘密の恋愛について…そして仮面の下の殺人鬼の正体は?

タイムリープ系のお話、あまり観ないんです。謎現象すぎて。でもこれはテンポが良すぎて、ラスト10分位のところで主人公のツリーちゃんにノセられて踊り出すかと思った。ハッピーにも程があるのよ。一応ホラーなのに…すごく見やすい。
殺害シーンのパターンの多さで楽しませてくれるのに、ゴア度はかなり控え目なので、怖いの苦手って方にもすこし勇気を出して見てほしいです。

これは撮影現場も楽しかっただろうなぁ。同じ朝がやってくるので、必然的に同じシーンを繰り返し撮影してるんだけど、振り付けを覚えてしまっているダンスシーンを見てるようだった。
主演のジェシカロース(ラ・ラ・ランド出てたんだ!どのシーンだろ…)はツンとした美人さんなんだけど、芸達者なコメディエンヌっぷりが愛らしくて飽きさせない。絶望の寝起きシーンだけで何テイク撮ったんだろう?お疲れ様でした。どのツリーも可愛かったです。
すぐさま2Uにも飛びつく。
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