エジャ丼

ハッピー・デス・デイのエジャ丼のレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)
4.1
「時を駆けるビッチに明日は来るのぉぉぉ?」

大学の女子寮に住むツリーは、見知らぬ男の部屋で誕生日の朝を迎えるほど遊んでばかり。夜にパーティに繰り出す途中、不気味な仮面を被った人間に殺されてしまう。しかし次に目覚めると、再び誕生日の朝。ツリーは、死んでは同じ日を繰り返すタイムループにハマってしまっていたのだ。

個人的にエマ・ストーンより好みだった「ラ・ラ・ランド」の緑のドレスの人役のジェシカ・ローテが主演。この人の表情の豊かさがすごくキュート。特に睨みつけたり怒ったりしてる顔がコミカルでよかった。あとめちゃくちゃかわいい。

タイムループものは(他があんまり思いつかないけど)同じ場面を繰り返すわけだから飽きそうだけど、今作は全然そんなことなくて、死ねば死ぬほどツリーの経験値は上がっていくからむしろどんどんストーリーが進んでいってテンポも良かったのですごく好印象(偉そう)。

起きている事象自体はホラーなんだけど、映画全体の雰囲気はジェシカ・ローテの演技もあっていい意味でものすごくコミカルでむしろコメディよりなので怖いのが苦手な人でも観れる作品だと思う。