バナバナ

世界でいちばん長い写真のバナバナのレビュー・感想・評価

世界でいちばん長い写真(2018年製作の映画)
4.0
高校三年生の内藤宏伸は内気な青年。
高校生最後の年だし、学級委員や文化祭の実行委員会に参加してみたいと思ったが、他に立候補した人が居たので諦めた。
部活は写真部だ。写真部というと、特に高校でやりたい事が無い子が入っている事が多いかな。
そんなやる気の無さを見透かされたのか、写真部部長の三好さんからの当たりが強い。
余計自信を無くしていく宏伸。
そんな時、リサイクル店を切り盛りしている従妹の温子姉さんが、古いカメラを貸してくれた。
そのカメラは、フイルムによって何十メートルも一遍に撮影する事が出来るのだ。
宏伸はそのカメラを使い、文化祭の記念に全生徒の写真を撮ろうと思いつくのだった…。

愛知県の高校の文化祭で、この作品の様に実際に特殊なカメラを使った撮影が行われたそうで、原作はその話を基に書かれているので、少女漫画の様なベタベタな学園恋愛物では全くありません。
本当に等身大の高校生たちのお話だったので、気持ち良く最後まで観れました。
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