死ぬまでに観たい映画1001本 916番
前からあたためてた作品やっと鑑賞。アッバキアロスタミ監督の作品、初鑑賞です。
どう見ても怪しいおじさんにしか見えない中年男性バディさん。自殺補助(これがまたとんでもなく面倒くさい方法で…)をしてくれる人を車でぐるぐる探し回るんです。車に乗せた一人目の兵士も完全怖がってたよね…。逃げ出すのも無理はない。
乾いた土地、砂埃の風景描写に人影を映すカメラワークが印象的。
考え方や見方を変えるとガラリと世界が違って見えてくる…。些細なことやちょっとしたきっかけで人間は変われるってことなのかな。
カラカラに乾いた印象を植え付けた前半があったからか、あの夕陽の情景はやけに水々しく感じた。他の作品もそのうち是非観たい。