モッタイナイ映画。
話の展開やテンポが良くダレない。
海中を進む潜水艦、陸上の潜入部隊、司令部、ロシア側それぞれで展開するストーリーをうまく纏めている。
が、全体的に描き方が大味。それがモッタイナイ。
レッドオクトーバーとクリムゾン・タイドを大味にした感じ。
・安っぽいCG。（CGを使うことが悪いのではなくCGの質と使い方）
・ジョー・グラスが艦長に任命された理由が弱い
・ロシア人はロシア語を話して欲しかった
・クーデターサイド、周囲の警戒してなさすぎ
・潜入部隊がそんなわかりやすいところに隠れへんやろ
・傷から血垂れてバレるやろ
・暗くて見えず、撃つくらい怪しんでるのになんで行って確かめないのよ
・撃たれたのになんでそんなに元気なん？
・水中ではそんなに銃弾は進まないよ
などなど。
少なければ「まぁ映画やし」と気にならないんだけど、あまりに多いのであれもこれも気になる。
大味なところをもっと詰めて、印象に残る画力のあるシーンがもう少しあればかなり良い作品になっていたと思う。
