クーベルタンはな

さようなら、コダクロームのクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)
3.7
中年音楽プロデューサーのマットはクビになりらかけている。妻には捨てられペットもいない。
疎遠だった父親ベンは肝臓ガンで余命が短いとベンの看護師が職場にきた。ベンの持っている古い写真コダクロームフィルムを現像できる唯一の場所、カンザスまで車で一緒に行って欲しいというロードムービー。
疎遠だった父親に心を開く勇気が持てなく許せないマット。
ダメ親でも父親。音楽の趣味とかがどこか似ている。カンザスまでの道すがら、看護師ゾーイとマットの恋愛模様も。
幸福から芸術は生まれない。 か確かに不遇の人が多いよね。
不器用な父親ベンとマットお互いに認めたくはないが二人ともそっくり。最後には酷い父親と認めたベン 。
ことのほか感動した。

2023214