このレビューはネタバレを含みます
邦題と宣伝文句www
ヘイリーとムーニーは無茶苦茶に貧しいんだけど、何故か超楽しくて、とてもガキなんだけど、何故か真っ直ぐだ。
楽しくて、なんも気にしなくて、重大さとか危うさとか責任とか分かってなくて。
どきゅんなヘイリーも、優しいボビーも全然子どもの世界を壊さないのです。
ボビーが1日の最後にタバコを吸う場面が好き。
ヘイリーが1日の最後にマリファナを吸う場面が好き。
オトナはずっと戦っていますw
ラストシーンはなんだか怖かった。ムーニーはディズニーランドデビューする訳だけど、それは同時に今までの世界が終わっちゃうように思えた。
夢の世界があるのは、現実があるからです。
夢の国っていうけど、うんざりするような現実に支えられた国じゃないか。
だから逆に、ムーニーは今までが夢の世界だったって気付くのだろう。ヘイリーも、ボビーも、夢を殺さないでくれていたことに。
余計にヘイリーと共に子どもでいられた日々が奇跡的でmagicalに思えます。
巨大で残酷な現実の城に挑んでくムーニー。
感傷的になる暇もないほど、急に消えてしまった日々の儚さに呆気にとられてしまいました。
明日から仕事場がシンデレラ城に見えるんやろな…