ピッツア橋本

最後の望みのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

最後の望み(2014年製作の映画)
3.7
"真実を語る相手を間違えた"

死んだはずの父が生きていると知らされ、双極性障害(躁鬱病)である父が入院する病院に32歳の息子が訪ねにいくドラマ。20分ちょっとの短編映画。

ひたすら暗く、これまでの主人公の半生を語り合うような、物悲しい会話が続く。でも、どこか興味深い。
クライマックスは静かに、目もあてられない結末。
でももしかしたら主人公はこの終幕を迎えるためにここに来たのかもしれないし…乾いたやるせ無さでいっぱいになる。

とにかく静かで悲しい短編映画でした。
ピッツア橋本

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