ロバートゼメキス監督なのに、すげー話題になってない。傑作だと思うのに。
冒頭、フィギュアみたいだと思ったらホントにフィギュアだった。で、いつまでフィギュアなんだ思ってたらしばらくして現実の世界へシームレスに移行する。すごかった。
「マーウェン」と名付けられたフィギュアの町を庭に作成し、そのフィギュアの写真を撮るマークのストーリー。
彼はPTSDを患っていた。
マークはその妄想に現実が支配されている。交互に描かれる現実と「マーウェン」の世界。この表現がすばらしく、エンタメとしても楽しく、少し恐ろしい。
「マーウェン」の町の物語と現実のリンクがよくて、なるほどこういう治療もあるのかと思った。
映像はさすがによくできていたし、小さい物語だけど、感動できる。でも、あんまり話題になってないのがさびしい。