みや

キラー・メイズのみやのネタバレレビュー・内容・結末

キラー・メイズ(2017年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

冴えない芸術家が自宅の居間に作ったダンボールの迷路で迷子になり、恋人や撮影スタッフと共に罠やモンスターに襲われながら脱出を目指すコメディ。

物凄くくだらないのだが、発想や見せ方が独創的で良かった。80分という短さなのでサクッと観られるし、ノリも軽くて面白い。
初っ端からダンボールの工作の中で迷子になっているところから始まって非常にシュール。それだけで笑ってしまった。
「デイブ(30歳)が居間に迷路を作って出られない」と大真面目に話す友人や恋人だったり、律儀に助けようとするカメラクルーたちだったり、いい人ばかりなのも観ていて気持ちいい。

迷路だけでなく、人形劇やトリックアート、衣装など様々な芸術(というよりも工作)も楽しめる。
首がちょん切れても血ではなく糸が噴き出すのも微笑ましくて良かった。「やらなきゃ失敗しない」シンプルだけど、凄く良い言葉。
みや

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