観賞中、「これからこうなっていくのだろうか」と想像したことが全部外れていくストーリーだった。
ラスト、ドライブしているのがこの2人だとは終盤になるまで(いや、なっても)想定外。
人間も物事もどう転ぶか解らない。そう考えると面白い。
『デトロイト』と同じベクトルで、この世に法律はないのか!!と憤りながら見ていたのに、怒りと復讐心では解決できないことが優しさと赦しで解決することがあるのだなと。
宗教の話ではないのに、どこかに神様がいる気がした。
スリー・ビルボードは母の怒りの象徴であって決して母性の象徴ではなかった。それを知るまでの話だったんだなぁと。「おかあさん」を考えさせられる。