さろ

スリー・ビルボードのさろのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.8
すきな映画だった。余韻がすごくて引きずるやつ。

人生によく似た散漫さ、感情の揺らぎ、非連続的なできごとで徐々に日常が形成されていく感じが、映画の2時間のなかに流れる数ヶ月をわたしに過ごさせてくれた。

たとえ怠惰で暗い色をした希望でも、努力してそれに縋ることで人は生きていけるし、逆に生きていかざるを得ないからそんな風にもがくしかないのだと思った。
描かれた人たちがみんな愛しくなった。
さろ

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