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ブリグズビー・ベアのniwarieのネタバレレビュー・内容・結末

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

みんなのヒーローだと信じて疑わなかった僕(だけ)の世界のヒーローが、少しずつみんなの心にも優しい寓話として、現実にも灯し照らされていくお話。

昨今なオタク賛美映画の中でも、映画やポップカルチャーを好きになった気持ちやきっかけ、観客それぞれにも在るだろう自分を自分たらしめている心のヒーローが存在した(する=現在進行形)世界観の大事さを、より、子ども&クリエイター目線で描いていました。

対照的な家族とのハグシーン、、、
ヒーローによって壊されてしまったものがヒーローによってまた結束されるという。ヒーローがいる世界は僕の世界=人生の全てなんだもの。泣きすぎた、、、

ハンソロ監督降板させられたあの2人が製作に携わっているみたいだけど、時期的にはこちらの製作と重なっているのかな?
と思うとなんとも複雑な思いも過ぎるけど笑、
実は声優としてかなりのキャリアを重ねているマークハミルにi'm your father&ポップカルチャー映画にご登壇いただく日が来てしまっているだけでなんて贅沢な使い方なんだ!!!!、とこの映画の延長線上を見せてもらっている気持ちになってしまう全世界中のSWファン達よ……集い讃えよ(withあの杖)🌿🌏🌝
あの手作りポスターのように、実際に毎年のように集っているオタク達には本当にたまらなくDope as shit!!!(ジェームズの新たなお気に入りな言葉 "激ヤバ")なのでは。

映画やSFオタクでなくとも、かつての子ども時代に想いを馳せながら、鑑賞後はテーマソングを歌いたくなってしまいそう。
〜it's brigsby bear♪ (ネバーエンディングストーリー世代直撃型のメロディと歌詞です笑)

https://open.spotify.com/track/0ASe8lX2EkC7PcqM6jQbQB?si=84Nk5sC_ThmZSkMZcYcXWA

そして今作のグッズを大人買いしそうな、自分と大切な誰かとで世界を広げ構築していく楽しさも知った大人にすくすくと育っているかつての子どもたちとコーラ片手にdope as shit会を開催したくなってます。
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