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生活と水
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『生活と水』に投稿された感想・評価

羽仁進(当時24歳)が岩波映画社時代に撮った監督デビュー作。厚生省が水道普及の必要性を伝えるために依頼した文化映画。

水道のない非衛生的で不便な生活を細菌の顕微鏡撮影と各地の実例により捉え、進みつつある水道建設の模様を紹介。

ドキュメンタリーでありながら現場での適格なカメラ割りがなされた濃密な短編。構成力の高さは後の羽仁監督作品を彷彿とさせる。1950年代後半日本の日常生活の様子が記録され、60年代にかけて急激にインフラが進んだことが実感できた。

ドライヤー監督がキャリア中盤で撮った文化映画「田舎の水」(1947:14分)を連想。文化映画はデッサンのようなもので監督の個性と実力が滲み出る。ゴダール監督23歳のデビュー作「コンクリート作業」(1954:20分)は意外に凡庸だった。その点、彼の師匠筋にあたるフランジュ監督のデビュー作「獣の血」(1949:20分)や産業塵の人体への影響を描いた「Les poussières(塵)」(1953:22分)は突き抜けたものがあった。


※スタッフ
脚本・監督:羽仁 進
撮影:栗林 実
企画製作:岩波映画製作所 
後援:厚生省  
提供:国立保健医療科学院
mingo
4.0
羽仁進による生活用水ドキュメンタリー。まさにこの頃からすでに生活の中で養われた選択眼は健在。羽仁進て映画撮る前に共同通信社で1年間記者をしていたっていうのは知らなかったけど、個人的にタイムリーすぎて、思わず親近感わいてしまった、、、
単なる教育映画ではない水と人との根源的な関わりを伝え、当時の美しい映像とユーモアを折り込み才能の片鱗を感じさせる羽仁進の監督デビュー作。価値しかない。
丘
-
2025.8.5鑑賞。

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