なみつ

ブラッド・スローンのなみつのレビュー・感想・評価

ブラッド・スローン(2016年製作の映画)
3.7
監獄コロシアムデスマッチトーナメントを想像してたらぜんぜんちがった!一般市民がいきなりギャング共の巣食う刑務所に入れられたら?選択肢はほんとうに、少ない。
ひとつひとつ、失ってゆく。そのプロセスが、時系列の構成もあってとても切なかった。

この映画には、いわゆる「男の美学」がつまっていたと想像する!ハードボイルドというやつなのかな。男性がそこにぐっとくるのであれば、女性とは観たあとに沸き起こる感情がちがう気がします。
男の美学(わたしの偏見)→
矜持。譲れないもの。暴力。なめられたくない。巻き込みたくない。自分を犠牲にしてでも。

でも女性からすると、
どんなに惨めで嫌な思いをしたとしても、一緒にいる方法を考えてほしいんじゃないかな。これも半分、想像ですけど、奥さんのようすから。そしてその間にいる息子。

どうしても気になったこと!ハイレベル監獄に異動したあとのあの腕立てなんなん???めっちゃむずない?しゃがんで足を左右にして立ってカウント?ジャンプ??部活か!って、突っ込んでしまったよ。現地ではふつうなのかな。肩車スクワットの破壊力もやばかった!!
あと主演の方はキングオブエジプトで気になり出して、そんときは神ということで人間よりふたまわり、みまわりほどでかかったんで、ふつーサイズに若干の違和感。

他の方のレビューで見たのですが、エキストラには元ギャングや格闘家の方々もいたそうで…どうりで、生き残れない感に鬼気迫るものがあったよ。

サウンドトラックも、already deadやらdevil′s diceやら…タイトルが不穏!!けどそこが良い


気になる英語シリーズ
″Who's the cleanest?″
cleanで、前科がない、的な意味で、一番前科がないってことで、見張りとかしてもらうときに誰をあてがうかジャッジするとき、使うみたいです。うん、一生使わんな…

″shot caller″
原題ですが、調べてみると、その場で一番権力のある人、ボス、とかいう意味があるみたい。ショットが引き金とすると、その合図をする人で、始末する決定権があるからってことなのかな?まあ、これも使わないですね…

″forgive″
直訳は「許す」ですけど、字幕では「恨んでない」となる。ふーむ。ニュアンスって難しいなあ。