"光のタクシードライバー"
80年代、韓国の光州で起きていた警察による学生運動や民間人への弾圧事件。これを取材すべくまずはソウルにやってきたドイツ人記者が市内でタクシーをつかまえるのだが、それが明るく出鱈目な運転手に出会う、ロードムービー風味な社会派ヒューマンドラマ。
事実に基づきつつ、要所要所で人情だったり、タクシー事情を活かした見せ場の数々がGOOD。
英語のやりとりに四苦八苦する感じがお茶目で好き。
早口だなあ、は自分も仕事で英語を毎日聞くのですごく共感出来るフレーズだった笑
クライマックスシーンのチェイスには驚いた。
この映画じゃないと出せない激しさや絆を感じて思わず涙が出た。
ソンガンホの元気と大らかさが同時に振り切ってるオーラが本当に好きだ。
2人の友情にどこか『グリーンブック』を連想したのは自分だけではないはず。
未見で、本作が気に入った方にはぜひ見てほしい。
やっぱり歴史に基づいた韓国映画ってすごい強度で面白い!