このレビューはネタバレを含みます
短い人生だったかもしれないけど、こんなにも大事に、大切に、そしてしっかりと向き合ってくれた人に囲まれた彼女は幸せだったと思う。彼だけじゃなく、本気で涙を流してくれる親友に、そして自分の気持ちを優先してくれる家族も。
刺激的なタイトルだけを知っていたので、いつか見てみたい、と思っていた作品、TVでやっていたので思いがけずに視聴。
なんだろう、悲しさと、でも心が満たされる思いと、でも寂しさと、切なさと、でもやっぱり心温まる方がちょっぴり多いかな。
そうか、こんな風に人に接することができるのか、と思った瞬間は私もある、結構おっさんになってから(笑)その人に出会ってから、その接し方を学び始めた瞬間から、自分の世界と、周りとの関係性が変わっていったのを覚えている。
そんな個人の経験と思いを追体験させてくれるし、そして純粋に人に優しくしたい、わかってあげたい、理解したい、と思わせてくれる作品。
もちろんかなしい最期なんだけど、でもそれだけじゃないよ、きちんと彼女も受け止めてくれた上で、理解もしてくれている。
なんて素敵な関係だろう。
蛇足ながら、私もよく本は読んでたけど、こんな素敵なイベントはおこらなかったな(笑)