『自分のことを誰も理解してくれない、なんてことはない』
実写作品を昨年鑑賞し、大好きになった作品。
公開初日、早速鑑賞!!
実写を見過ぎているせいか、感動の波はやはり実写の初見ほどではありませんでした…
ですが、これは正直作品ではなく、自分の問題ですね。
精神的に安定している今、作品を見るのではやはり、感じることは違く。
精神的に参っているときの方が、正直自分自身の奥深くに、作品が入ってきますよね。
純粋な作品鑑賞・評価と、自分の精神状態による感じ方は分けた方がいいですね。
この作品の好きな部分はやはり、「生の有限感」を感じさせてくれるところですかね。
重たいけど、そこまでとっつきにくいわけでもない。
自分が短所に思っているところは、他人からとったらうらやまししいぐらいの長所なのかもしれない。
咲良と、僕との関係性から思うこと。
自己卑下をせず、世界に対して心を開けば、思っていた以上の恩恵が流れ込んでくる。
確かに、傷つくことはあるけれど。
それでも、やっぱり、豊かに生きるためには、人との関わり合いが必要なんでしょうね。
主人公の僕は、一人で、本と向き合い、孤独ながらも自分を生きていく。
そんな僕に、咲良はあこがれていた。
人との関わりの中でしか、生きてこなかった彼女には新鮮だったでしょうし、絶対に自分じゃなれっこない存在だったからこそ、お互いに惹かれあった。
磁石のように。
昔の自分を肯定された気になりました。
生き方に正解はないし、生き方で人の価値は決まらない。
ファーストデイで気合入りすぎて、ちょっとお疲れモード…(笑)
いやーでも、なかなかに濃い1日でした。
アニメ版、再度ちゃんと鑑賞して、レビューしなおしたい。
実写との兼ね合い大変だったと思います。
素晴らしい作品をありがとう!!