しょうちゃん

カオス・ウォーキングのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)
3.5
女は死に絶え、
男たちは心の声が“ノイズ”として周囲に筒抜けとなってしまう謎の星“ニュー・ワールド”を舞台に、
最年少の青年が突然現れた若い女性と逃避行を繰り広げる冒険と成長の物語を描く。

本作は、
パトリック・ネスによるSF小説「混沌(カオス)の叫び」3部作の第1部「心のナイフ」を映画化。
原作は未読。
地球を離れてたどり着いたとある星。
そこでは頭の中の考え方や心の中の思いが“ノイズ”としてあらわになり、
周囲の人に聞こえてしまいとても迷惑な感じ。
トム・ホランド演じるトッドが住む村は、
女は死に絶え男しか住んでいなく、
村の首長を演じるのはマッツ・ミケルセン。
ある日、
地球から来た偵察船が落下し、
生存者のヴァイオラ演じるデイジー・リドリーとトッドが出会い、
騒動に巻き込まれるお話。
豪華キャストだが、
とてもヘンテコな内容な作品。
SF映画だがそこまでスケールは大きくない。
セリフより“ノイズ”の方が独り言のようによく喋る。
もはや会話が必要ないくらい。
人間だけでなくあらゆる生き物の声が聞こえる。
ペットのワンコの気持ちも分かる。
トム・ホランドはノーチ〇コだが、
すっぽんぽんも見える。
時代や設定が変わっても、
トム・ホランドはいつものトム・ホランドだった。
トム・ホランドやマッツ・ミケルセンのファン向け。
ワンコ好きさんにはお勧めしません。
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