犯罪者が蔓延る無法地帯のシカゴ。
救急の患者専門の外科医であるポールは裕福で幸せな家庭を持ち、そんな家族と過ごす平穏な日々を楽しんでいた。
ある日、ポールの留守中に家族は空き巣に遭ってしまい、妻は死に、娘は昏睡状態になってしまう。
ポールは犯人捜索を警察に依頼するが、全く持って捜査は進展せず、犯人を抹殺する為にポールは銃を手に取り、独自捜査のため、シカゴの街に繰り出すのだった。
おぉ、ウィリスよ。
なんと哀しきウィリスよ。
あなたの感情はどこに行ってしまったの？
おぉ、ウィリスよーーーー。
そう、こんな感じで無表情で次々とワルを虐殺していく今作。
正直、テンポもアクションも纏まっていてめちゃくちゃに楽しめたが、感情の起伏が無さすぎるぅ〜！！！
ポール、お前！
生まれながらの殺人マシーン外科医やないか！怖いわぁ...。
復讐を決める辺りから、とにかく殺しまくりなのが素晴らしく、全く退屈しなかった。
見ている映画のチョイスでわかるかもしれないが、大人しい映画はあまり見れないのでこういうドンパチ映画は僕みたいなバカにはうってつけだ。
サクッと見れるし、期待を裏切らない今作の作りは非常に満足出来た。
ラストの着地点も正直いって、都合良すぎて笑いがこみ上げてくるが、そういったところもなんだか好きになれた。
2週間くらい前までは仕事が地獄だったので期待せず鑑賞したこの作品に救われた。
やっぱりハゲとアクションとスカッとするストーリーは人を幸せにする。
