奨学金を受ける成績優秀な少女リンが友人のカンニングの手助けをして成績が上がったのをきっかけに同級生たちから要求が殺到。
やがてカンニングは小遣いを超え、金儲けとしてのビジネスに発展。そして、それは大学進学適性試験にまで及ぶことに。
実話を基にしたクライム映画。
しかし、ヒューマンドラマのテイストもある。物語のハラハラする展開も楽しめるが、それよりも主人公の心境の変化が印象的。
【感想】
この映画を観ると、世界は金や成績で人生を左右されるものなのだと改めて実感した。
頭がいい。
それで十分価値がある。
それで優遇される。
それでお金を稼げる。
その頭脳を利用しようとする。
結局知識だけでなく、頭のいい奴、大金を待ってる奴にいいように世界は支配されてるのかもしれない。
そんな世界でも自分の幸せは見つけられる、前向きに生きていけるんだよ、とそう感じた。
考えさせられる映画だった。
見てよかった。
