このレビューはネタバレを含みます
「いやいやいや、だめでしょカンニングは！良くないことは良くないでしょ！」
「じゃあ世の中のクライム映画全部ダメじゃん」
「仰る通りです！！！」
って感じですが、なんだかな！？
カンニング行為に及ぶ正当性が経済的に貧困ってだけなので、共感しづらい（カンニングの正当性ってなんだよ？）。タイ、こんな貧困してるんですよ。ってメッセージなのだとしたら、はたして題材はこれで良かったのか？
前半の学校編は賄賂？らしき描写があったからまだ学校側の鼻を明かすっていうカタルシスがギリッギリあるが、STIC編は完全に悪徳行為でしょ、、
「私たちはテストで金儲けしてますが何か？かかってこい腐った大人の雑魚ども」くらい悪に染まりきってくれたら良いんだけど、なんか中途半端。そういう意味ではラストのバンク君はダークサイドに堕ちてて良かった！
都合の良すぎるカンニング方法や鈍感すぎる先生は置いておきつつ、スリリングな展開は楽しめた。
途中退出で失格になったり、ボストン大学の入試はマークシート式じゃないとか、そんな向こう見ずな計画でリスク負うなよ……。リンちゃん、勉強できるけど頭は良くねえ！
