METライブビューイング2017-18 ヴェルディ「ルイザ・ミラー」の作品情報・感想・評価

METライブビューイング2017-18 ヴェルディ「ルイザ・ミラー」2018年製作の映画)

上映日:2018年05月19日

製作国:

上映時間:218分

4.0

あらすじ

17世紀前半のチロル。退役軍人ミラーの娘ルイザは、相手の正体を知らぬまま、領主ヴァルター伯爵の息子ロドルフォと恋に落ちていた。息子の地位を万全にしたい伯爵は、ロドルフォを裕福な未亡人フェデリーカと結婚させようとするが、恋人の存在を打ち明けられる。怒った伯爵はルイザを侮辱し、刃向かったルイザの父ミラーは投獄される。ルイザに横恋慕する伯爵の腹心ヴルムは、ミラーを助けたいなら、愛していないという手紙を…

17世紀前半のチロル。退役軍人ミラーの娘ルイザは、相手の正体を知らぬまま、領主ヴァルター伯爵の息子ロドルフォと恋に落ちていた。息子の地位を万全にしたい伯爵は、ロドルフォを裕福な未亡人フェデリーカと結婚させようとするが、恋人の存在を打ち明けられる。怒った伯爵はルイザを侮辱し、刃向かったルイザの父ミラーは投獄される。ルイザに横恋慕する伯爵の腹心ヴルムは、ミラーを助けたいなら、愛していないという手紙をロドルフォに書けとルイザに迫る。泣く泣く従ったルイザだが、彼女の心を誤解したロドルフォは…。

「METライブビューイング2017-18 ヴェルディ「ルイザ・ミラー」」に投稿された感想・評価

タイトルロールのソニア・ヨンチェヴァの差し迫った心情を表現する表情の上手さ。美声はもちろん、ドミンゴ相手に堂々とした立派な演技、それでいて愛くるしい姿に、将来性を感じました。雰囲気的にミミ役が合うのではないかと思ったら、すでに経験済みのようです。
ドミンゴはさすがドミンゴ。登場するなり拍手の嵐。メトロポリタン歌劇場の沸いている様子が、ライブビューイングでも伝わってきました。ミラーは本来はバリトン歌手のもの。ドミンゴはテノールとして歳を重ねることを、このような形で進行形の歌手でいる道を見出したと思います。このステージでは、テノールの歌い方はまったく感じさせず、しっとりとバリトンの父親役を演じています。ドミンゴにとっては二重に演じていることになります。現に、私の持っている古い録音では、テノールとしてロドルフォを歌っています。カレーラスとは違う道の選択が間違いではなかったことが、数年先のおそらく全幕ものの契約が決まっていることでもわかります。

劇中でソニアはドミンゴの娘です。娘を思いやる気持ちと立派に歌い上げた後輩を賞賛する気持ちが相まって、ふくよかな感情表現に繋がっているのがわかりました。METのライブビューイングは何度か足を運んでいますが、劇中でこんなに客席からの拍手の多いステージは初めてです。
オペラ初見の友人もとても感動していました。
SCORE

SCOREの感想・評価

4.3
歌声と演奏に感激しました
オペラで一番好きなのは、なぜかヴェルディのラ・トラビアータです
同じくヴェルディのオペラは良かったです