エイデン

ハロウィン・レポート キル・オア・トリートのエイデンのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

都市伝説的に語られていた究極の移動式お化け屋敷“青い骸骨(ブルースケルトン)”
お化け屋敷を巡る旅をしていたボビーとザック、ジェフとマイクの兄弟、そしてブランディの5人は恐怖の提供のために手段を選ばない青い骸骨の一団によって襲われ、恐怖に慄く様をライブ配信されていた
通報を受けた警察は4人を保護するが、棺桶に入れられていたブランディは、警察がやって来るのと行き違いになるように犯人達によって開放されていた
青い骸骨の1人は、憔悴しきったブランディを共に、彼らの様子を収めたビデオテープと共に路上に放置し去って行ってしまう
1年後、再びハロウィーンの季節
5人が青い骸骨によって壮絶な目に遭わされるライブ配信を槍玉に、テレビでは過激化するお化け屋敷に対する警鐘が鳴らされていた
そんな中 ブランディの元に、ビリーとザックが訪れる
青い骸骨のおかげで一躍時の人となっていた2人は、今やお化け屋敷の専門家として各地で講演をするほどになっており、また新たに5人でお化け屋敷を巡って紹介してほしいという依頼が寄せられていたのだ
報道によって“棺桶娘”とあだ名され、5人の中でも特に有名人となっていたブランディにも、ぜひ出演してほしいと言うものの、当の本人はもうお化け屋敷はこりごりだと、その申し出を断るのだった
ビリーとザックは、仕方なくブランディ抜きの4人でお化け屋敷を巡っていくことにし、最初にマイクと合流すると一行は再びキャンピングカーで旅に出る
2軒目の謎解きゲームとゾンビを組み合わせたお化け屋敷“パラノイア それは真の探究”を楽しんだところ、そのお化け屋敷の仕掛け人からヤバいところに行きたいなら“ヘルベント”を探せとアドバイスされる
その後 お化け屋敷も楽しみながら何とかブランディにも来てもらえないかと打診を続けて行くも難しい中、遅れてジェフが合流し、新しい撮影機材としてドローンカメラを用意する
そんな折 依頼があったお化け屋敷からもブランディがいないなら来なくていいと依頼を断られてしまう
スポンサーも降りてしまったことで困り果てたザックに対し、ブランディと付き合いの長いビリーは最後に来てくれないかとお願いする
とうとうブランディも折れ、再び5人揃ってお化け屋敷巡りと取材の旅をすることになるが、またも青い骸骨は密かに彼らを監視していた



アメリカではそこそこウケたらしい『ハロウィン・レポート』の続編
エライ目に遭いながら全然懲りてないお化け屋敷紹介野郎が帰ってきた!
そして予定調和のようにエライ目に遭うという天丼が過ぎる作品

まさかの捻りも無く、ほぼ同じストーリーが再び
相変わらずの強気な姿勢で沼にハマっていくヤツらは何の成長も無く、もはや感心するレベルの反面教師っぷり
まあ青い骸骨にとっては優秀なリピーター客ということもあってか、前回よりも仕掛けが張り切り気味なのは救いである
むしろ気合入りすぎて身体張りまくってるのは笑う

全米お化け屋敷ツアーから、なんか雲行きが怪しくなってエライ目に遭うという、流れるようなおかわり具合で、どんでん返しな雰囲気もあるものの特に目ぼしいものではない
特に褒められたものではないけど、前作同様 アメリカのお化け屋敷の雰囲気を味わいたい人は観よう
ちなみにアメリカで活躍してる日本人フードファイターの小林尊がゲスト出演してるからファンは押さえとこうな
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