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ジョン・ウィック:パラベラムのnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

初っ端から分厚い本を使った首ポキ殺人がでてきたときは、さぁさぁジョンウィック始まったよ!と高揚しましたね

相変わらずの中2病まるだしで大袈裟な環境設定は素晴らしいし、殺し方にもバリエーションがあって感心したんですが…

正直、ウィンストンなんて殺してしまえばよかった

というのも、だんだんジョンが人たらしキャラになってきたのが残念なのです。恩義とかいらない

この前助けたから今回は…とか言ってるジョンはダサい

引退したくて仕方がないのに、ルールに振り回されまくって困り顔するも、半分ヤケクソで片っ端から殺していくジョンくん

復讐意識で完全に自分を失って豪快に&冷徹に、作業のように殺していくジョンくん

そんな、おれが好きだったジョンくんはもう居ないのでしょうか

むしろジョンウィック一味から主席に積極的に喧嘩を売っていくスタイル

動機っていうのは大事で、それがあるからおれらは応援するのです

おれにとっては、復讐感が薄れたのは、そのまんまジョンウィックの魅力が薄れたも同然です

キアヌリーブスのミステリアスで読みづらい表情も、こうなっては逆効果です。だって単純に何考えてるかわからんw

「なんで生きることに拘る?」と聞かれたジョン

「妻との愛の記憶を留めておくため…」

うーん。。よく分からん!w

気持ちが乗りにくくなった以上、アクション単体で楽しめる人以外置いてきぼりではないでしょうか?

ここまでする必要ある…?ってね

戦闘の相手に対して、良い戦いだったな。とか、流石だな。とか、友情的なの生まれていくのも要らないです(^-^)

なんか燃えるものがない

太陽が照り散らす砂漠での戦闘欲しかったなぁ

続編ありきのラストと、同じことの繰り返しストーリーに飽きたのでシリーズ4は見に行かないです(^_^;)
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