足拭き猫

マリア・ブラウンの結婚の足拭き猫のレビュー・感想・評価

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)
3.7
ナチスの時代から始まる女一代記。「不安は魂をくいつくす」もそうだったが、そこを「当然」のように登場人物の背景として描いているのが新鮮で貴重だった。他の作品は観ていないが、彼のようなドイツ人の監督が37歳で亡くなったのが惜しく、長生きしたらどんな作品を作っていたのだろうか。後半はメロドラマ。美人はやはり特だ。