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神と人との間のMKのレビュー・感想・評価

神と人との間(2018年製作の映画)
2.5
屈折した愛情みたいなものに触れたくてみたのだけど、理解までは出来なかった…愛し合っていたはずの二人が友情?を優先して恋人を友人に譲ったことから始まる悲喜劇。原作未読なので映画のみの感想。

俯瞰するのか誰かの立場でこの顛末を観るのか、そんな寄り添う対象ごとに見方が変わるのかな、なんて観終わったあとに思った。

友情を優先してみせた、人格者気取りの未練タラタラ失恋男

友人の純愛を、おもちゃ感覚で取り上げて弄ぶダメ男

裏切った男の、今さらな正義感と信じてやまない純潔を楽しむ女

そんな男たちの、押し付けがましい愛情がおよそ嫌いだったであろう娘

なんにしてもそれぞれの想いは悲劇?

でも交錯した愛情や恨み妬みは、やっぱり引いて観れば喜劇なのかもしれない。

…なんとなくジムノペディの「恋は喜劇の」歌詞を思い出した。

「愛を汚したものはみな綺麗」
「だとすれば もう世の恋は喜劇」

「恋は喜劇あなたには悲劇 」
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