殉職した消防士が冥界からの３人の使者と共に、自身の転生をかけて７つの地獄の裁判を受けに行く、SFファンタジーアクション映画。
キャストはハ・ジョンウを筆頭に主役級の俳優が集結。
VFXを駆使した映像美や、それらのバリエーションも豊富で、特に冥界の世界観はかなり手が込んでいたという印象。
ファンタジー感を前に押し出しつつ、多少のユーモアあり涙あり、アクションありで、予想を上回る出来。７つの地獄もそれぞれ丁寧に作られていて、公式サイトを見ればより理解が深まる。
冥界パートの映像だけでなく、下界(現実世界)のパートもそれなりにあり上手くバランスも取れていて、時間の割には早く感じた。
ちょくちょく、細かいことは気にするな的な部分や、感動の場面がお涙頂戴と紙一重なところがあって、そこが気になるタイプの人でなければ、ほぼほぼ楽しめる大作。
個人的には使者の男２人(カンニムとヘウォンメク)のキャラとお互いの関係性がなかなかお気に入り。第二章も期待大。
第一章と第二章に分かれているけど、第一章だけで終わってもそこまで不自然ではない割とキレイな繋ぎ方。
そして、この作品もエンドロール後にまだあるパターンなので席を立つと勿体ない…。第一章では登場しないのかなと思っていた人が一瞬出ていたのと第二章の予告。
