圧倒的な
歌の力、曲の力、それを輝かせるダンスや声の力、
そしてその全てを引き立てる個、
人のちから。
アイドルという固定観念の中に垣間見た
とてつもない人生の縮図。
オープニングこそ所帯染みた
いかにもな展開だったのが
気づけば
とんでもない映画を観させられた印象。
ドキュメントを積み上げた先に
しっかりと答えが打ち出されていた。
無益な日常を淡々と垂れ流すように過ごしている人間(もちろん自分も含む笑)には、とてもエモーショナルで心を揺さぶられる作品だった。
筋書きのないドラマとはよく言ったもんで、カメラに映るメンバーのリアルな表情や言葉たちが
紡ぎあわせたらドラマになっていた
まさにそんな感覚。
もちろんそういう作品に作り上げた監督も見事としか言いようがない。
素晴らしいドキュメンタリーでした。