くう

迫り来る嵐のくうのレビュー・感想・評価

迫り来る嵐(2017年製作の映画)
3.6
序盤からクライマックスに至るまで「何やってるんだ、こいつ」と思いながら主人公をポーーっと見る。

結局何もない。何もない虚しさや切なさがEDとともにジワジワ込み上げてきた。彼はその国の時代そのもの。「余分の余」

周りの見えない、先の見えない大雨と猟奇殺人に、彼は一体何を求めていたのだろう。

鬱々とした描写に、静かな劇伴。考える余地と余韻のある中国映画。