じゅーけん

SUNNY 強い気持ち・強い愛のじゅーけんのレビュー・感想・評価

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)
4.0
仕事や時間に追われる日々。
今の自分はどこに向かって歩いてるのだろう。

世代的にはちょい上だけど20代真っ只中の青春時代で、男女の違いはあれど、
「あーあったあった!」「わかるわかる(^^)」
の懐かしさが満載ですごく楽しめました。

あの頃の自分が進む先は夢に繋がってるんだと信じて疑わなかったなぁ(^◇^;)
そんな青春時代の気持ちに引き戻してくれた作品でした。

女子高生が街に溢れ、ハバをきかせていたあの頃。彼女たちが時代を作っていたといっても過言ではなかった。
茶髪、ガン黒、ルーズソックス、プリクラ、インスタントカメラ、カラオケ…流行の先端にはいつも女子高生がいた。
流行は世代の交代とともに切り替わっていく。
あの頃作り出した流行は、今や影すら見えず変わり果ててるが、それでも先端にいるのは新たな世代の女子高生。


流行の変化とともに自分達の状況と心境も変化していく。
流行と心情をシンクロさせるようにしていろんなことの変化を表現し、ストーリーもこういう物語にはよくある感じですが、だからこそわかりやすくて素直に引き込まれました。いろんな思いも重なって素直にジーンときたし。

歳を重ねるごとに忙しさにも追われ、だんだんに会うことが減っていった親友達。
久々に、アイツらに連絡とってみようかな。
自分の意識もシンクロして、そんな気持ちになりました(^_^)

最後の最後で若干早足気味になった感はあり、最初からそうしてれば良かったんじゃ…?とツッコミたくはなりますが、展開としては嫌いじゃないです(^^)

BGMもあの頃ど真ん中のヒット曲の数々。あの時代に戻ってみたい方、オススメです(笑)
青春時代を懐かしみ、あの頃のような素直な気持ちになって素直に感動してください(^^)