『新しい地図』の3人をそれぞれ主演に添えた短編3話と、エンディングの計4話から成り立つオムニバス。
稲垣と草彅がオリジナルキャラを演じるなか、〝大好きな歌を奪われて歌えなくなってしまった香取慎吾役〟で登場した香取の回が攻めた内容で面白かった。ジャニーズに対する皮肉も効かせつつ、ちゃんとギャグとしても成立してるそのバランスがいい。
ただ、大団円の第4話で明かされるこれまでのエピソードのオチが、どれも「だろうね」「知ってるよ」「わかってた」以上のものがなかったのが残念。
言ってしまえば吾郎ちゃんも『スマスマ』のコントでよく見る吾郎そのものだし、草彅くんもここ数年〝ドスの効いたチンピラキャラ〟しか演じてないんじゃないか? ってくらいの既視感があった。しかし、でも、やはり、、、最後に彼らが歌って踊るのを見ると、ただただ「華があるなぁー」とため息が漏れる。
ユーチューバーやインスタグラマーだとかブロガーである以前に、彼らはアイドルなんだねぇ、やっぱり。
映画を観た後、スマスマ最終回の『世界に一つだけの花』歌唱シーンを見返した。SMAPファンというわけでもないけど、『クソ野郎』鑑賞後はより一層泣きそうになるのであ〜る。。