捻った笑える脚本の裏に親子愛がチラリ。
評判通り面白かったです。拡大公開の初日で満員。
アイデアがシンプルなところがいいんだなと思いました。一度ネタバレしたら、あとは余計なことは考えず笑っていればいいだけという。二層構造じゃなくて実は三層構造ってとこが、この映画をもうひとつ上のレベルに持っていってるんでしょうね。
最初どこに仕掛けがあるのかなと思って、カメラが怪しいからカメラマンがポイントなのかなと用心深く見てましたが、そういうことじゃなかった。(でも交代には気づいた。)
「主人公=一番成長した人」理論に従うと、この映画の主人公は監督?お母さん?娘さん?と思わせといて、実は主役ゾンビのイケメンくんだったり?
伏線回収映画といえば内田けんじ監督は2012年の「鍵泥棒のメソッド」以来どうされてるのかなあと思いました。つぎはワンカットモノつながりで「アイスと雨音」か「ライブテープ」見るかも。