インド映画は人類共通の涙腺のツボを押さえている作品が多い気がする。たまにインド映画を観るのは、このツボを押してほしいからだと思う。
物語はベタなスター誕生のシンデレラストーリー。
権威的な父親という障害があり、田舎のインドの風習も感じながらいわゆる女性の社会進出も描いている。男社会で我慢してきた母親と娘。それを見守る大ばば。
空港で冷静に感情を表現する母親と父親が対立するシーンから最後まで涙が止まらなかった。母親かっこよすぎるぜ。
なるほど、“母性”のストーリーなんだ。
YouTubeで自分の歌をアップして、すぐに反応がなく、やきもきするインシア。そりゃ最初からうまくいくわけないよと思ってたら、「うまくいくんかい！」と思わずツッコミ。
あっという間にネットのスターになり、それからの展開のスピードがすごい。
かわいい恋もあり、わかりやすい安心のエンタメ。
