原作&アニメを見ていた私としては己の中で賛否両論の嵐。
永井監督だからきっと面白い、ポスタービジュアルが可愛いからきっとセンスがいい、コマツナちゃんはアキラにぴったりだからイメージ通り、そんな期待を膨らみに膨らませた。
何も知らなかったらそれなりにお気に入りの映画になっていたかもしれないけれど、やっぱり何が引っかかるって、アキラの恋心が一時の気の迷いとして処理されたところ。
アキラは確かに恋をしていた、若々しく、身勝手に、真っ直ぐに。
原作ではあくまで陸上も小説も添え物、大事な添え物、それ以上でもそれ以下でもないと私は感じていたから、「恋は雨上がりのように」は紛れも無い恋愛物語だと思っていた。
しかし、この映画ではラブストーリーの部分を異常に控えめに描いているでは無いか。
アキラの恋心よ!!!!!返して!!!!!!
だからこそラストの締まりの悪さときたらない、え?原作でもそうなってる?途中までしか読んでないからオラ分からんよ!
これは純粋無垢なラブストーリーなの、なんでそれを...。
このご時世だからかね?