世界一の大金持ちの石油王ジャン・ポール・ゲティはドケチで誰も信用できず、信じられるのは物(お金と美術品)だけという孤独な老人。お金はお墓に持っていけないというが、そのおかげで世の人はゲティ美術館で人類の遺産を堪能できるようになったと思えば、実はよくできたシステムなのかも。
△2020/11/21 ネトフリ鑑賞。スコア3.5
追記: セクハラ問題発覚ですでに撮影済みだったケヴィン・スペイシーの登場シーンを急遽撮り直した際に、主演のマーク・ウォールバーグとミシェル・ウィリアムズの出演料に100倍以上の開きがあったことが判明して、ギャラの男女格差が見直されるきっかけに。
→ ミシェル・ウィリアムズ── 試練を乗り越え自由を手に入れた彼女が、今伝えたいこと。 | Vogue Japan https://www.google.co.jp/amp/s/www.vogue.co.jp/celebrity/interview/2018-11-michelle-williams%3famp
この問題にスポットライトを当てたジェシカ・チャスティンの言葉。「誰も単独で危ない橋を渡るべきではない。その重みを分け合うために私たちはここにいる。ひとりの女優に扱いにくいやつというレッテルを貼るのは簡単だけど、集団になればそれは難しくなる」
