【バットマン meets タイ○ボ○ン】
ジョーカーの悪事を阻もうと奮闘するバットマンが、戦国時代の日本にタイムスリップ！ 日本はヴィラン・オールスターが戦国武将として群雄割拠する、アブナい動乱期を迎えていた！
初めから終わりまで、中島かずき節全開で綴られる、ツッコミ上等タ○ム○カン絵巻に仕上がっています。
本来ヒーロー物と言えば、ピンチをいかに脱するかがカギとなるわけですが、本作は徹底してふざけています。「そんなバカな」の連続。
そのため、クライマックスはバカバカしすぎてどうでもよくなってしまうのが難点。
そこで、これからご覧になる皆様には、ツッコミを入れながら鑑賞するのをオススメします。真面目に観たら負けです。
多分に海外を意識しているため、トンデモ日本描写ばかりですが、それも作り手の計算通り。エキゾチックジャパンをツッコミ倒しましょう！
また、声優ファンにとっては、感涙もののオールスターキャストです。しかも、多くのキャラクターは、登場前にセリフで名前が出ます。
試写会場では、その時点で「キャー！」と黄色い声援が！
誰が何の役をやるのか、事前に把握しておくと、より盛り上がれるのかもしれません。
私自身は声優ファンではないため、ジョーカー役の高木渉さんのクドさに、若干胸焼けを起こしてしまいましたが......。
それでも、ドロンボー一味ばりに悪巧みをはたらくジョーカー＆ハーレイ・クインには、目を奪われるはずです。
最後に改めて＿＿本作は冷静になってはダメです。『デッドプール』同様、積極的にトンデモな世界観にハマりにいってください。
そうすれば、きっと盛り上がれます！
ちなみに、私のお気に入りキャラクターは、ちっちゃいお猿さんです(笑)
