アレックスbuono

スパイダーマン:スパイダーバースのアレックスbuonoのレビュー・感想・評価

4.5
アメコミ誌面のようなCGアニメの表現、BGM、そのテンポの良さが合わさって最高に楽しい。
とくにそれが表れているのは主人公マイルズが心身共にスパイダーマンとなる覚悟が決まった場面で、コミック表紙で表現していたことが最高にオシャレだった。

スパイダーマンのお決まりやネットミームも取り入れ、作品愛に溢れるものとなっていた。

脚本もこちらの感情を揺さぶってくる良いもので、喪失感や高揚感、共感性羞恥など様々な感情が押し寄せ、見る側を飽きさせない。
誰にでもオススメできる作品だった。

監督:ピーター・ラムジー
脚本:フィル・ロード
音楽:ダニエル・ペンバートン