初日だったのか。
てちこも良いとは思うけど、月川翔監督の関連ということで見ました。
感想以下テキトーに：
響は、サイコパスやサヴァン症候群みたいなもんだと思う。客観的には精神的に何か欠落してるキャラにしか見えないよね。もちろんそこが面白いわけだけど。
結果、つまらない大人たちの世界vs自分の正論だけは通す暴力子供JK の戦いの物語となってますな。
これは、欅/平手友梨奈の当初のスタンスと同じ方向性の原作ストーリーであり、その平手友梨奈のイメージにピッタリのはまり役だと思います。旨い原作の選び方だ。
で、見ていて何かに似てるなぁ、と思いましたが思いだしました！ バラエティ番組の「痛快TVスカッとジャパン」でした。
なるほど、この映画は、世の中の不条理を子供の暴力一発で次々とスカッとしていくお話だったわけですね。
見ていて私達がスカッと出来る理由は、響の行動が反社会的とはいえ自分なりの正しさに基づいており、純粋で真っ直ぐなものだからでしょう。
（あと暴力とはいえ、殺し合いとかいう物騒なレベルではないことも大きいでしょう。響の方は何回か死にかけますが、相手を殺そうとは思ってない）
ラストは、出演時間は短めだけど小栗旬役のエピソードでキッチリ締めてるあたりの演出も効果的だと思いました。
というわけで、内容/テーマが単純なぶん、分かり易い映画だし、上述したようにスカッとしますので、娯楽映画としては大変良い出来だと思います。
まぁリアリティは全くないストーリーですが、映画はフィクションだからね。
ps.
黒川芽以は気づかなかったです。エンドロール見て、どこだっけ???でした。
(2018/9 公開初日に映画館にて)
