「主よ。
私を平和の道具にしてください。」
実際にあった事件を元にしたストーリーです。
駅のアナウンスが響きます。
男はリュックに小さなカートを引いて、列車に乗り込みました。
一方、アンソニーは黒人ですが、二人の白人の親友とつるんで居ます。
彼ら3人は、中学時代からずっと一緒でした。
中学時代、アレックスとスペンサーはクラスでいじめられていたので、母親は進学に不安を持っていました。
担任の先生は二人を注意欠陥障害として、母親に薬物治療を勧めます。
二人は今日も、問題があるとして校長室に呼ばれました。そこで、同じく校長室で叱られていたアンソニーと出会います。
予告編を見た限りでは、事件のことだけを追う内容だと思っていましたが、3人の男の半生を追うようにストーリーは進んでいきます。
中学時代からの親友3人のバックパック旅行で出会った事件。事件が起きたとき、なぜ彼らは対処出来たのでしょうか。
この映画を観ていると、神さまがいて、勇気のある3人をそこへ遣わせたように思えてなりません。
人を助けたいという思いが、たくさんの人の命を救った事件です。
「正しいと思うことを、しろ。」
…切られて折れた指で、撃たれた人の止血をする様が生々しい。