TNLF2018②
カウリ監督インタビュー映像&今泉力哉監督トークショーつき
今回いちばん楽しみにしていた作品。
ポールダノもいいけど、ブライアンコックスが良かったなー。
社会の円環からはみ出してしまった心優しい青年ルーカスと、バーを経営するかなり癖ありじじいのジャック。ふたりの人生がクロスした物語はカウリ監督の社会的弱者への眼差しが優しい「現代のおとぎ話」だった。
ラストには驚きつつも最初から暗示されていたことに気づく。
シリアスになりがちなテーマをユーモアを交えて描き出す手法が見事だった。
アヒルや犬といった動物たちがいいアクセント(冒頭ちょっとショッキングな描写があるが)。
BARの紅一点は絶妙にかわいくない。
タイトルデザインがダサいのは狙い(by今泉監督)
もう一回観たい。