是枝監督がカンヌでパルムドールを獲った！というニュースを知る前から観たかったのがこの日なんとか観られた。
一方でなんか映画のタイトルから、おかしな批判をする輩がいるらしいが、あまりに頭の悪い批判は無視だな。だってぜってえ観てねぇ奴が言ってるに決まってる。観て言ってるのなら、もうそいつはアレな人として認定してあげよう。お気の毒。
リリーさんや希林さんは安定の存在だし是枝作品との親和性は過去の作品でもお馴染みだ。安藤サクラさん。こんなにスゴイとは思ってませんでた。すいませんm(_ _)mでした。そして、やはり是枝作品初？だと思う松岡茉優さん。ゴチになりました。本当のマゴにしか見えません。
そして子役２人が相変わらず素晴らしい。相変わらずというのは是枝監督の子役使いが。伊集院さんのラジオで子役の使い方を話してらしたが、今回もまあ子役の人たちの良い事。後半はもうスズちゃんばかり心配してましたから。どうしたって最近あった悲惨なニュースの女の子を重ねて観てしまい「あの子の近所にこの人たちが住んでれば良かったのに・・・」と思わずにはいられなかった。
やっている事はドロボウだから誉められたものではない。でもこの人たちの楽しそうな様子は見ていたい。それがどんなに脆い砂の城だとしても・・・
家族とか絆って言葉はみんな無自覚に使うけど、本当の意味を考えるキッカケになれば良い。
柄本明さんのあの役とその後にグッときました。その他池松壮亮さんとか緒形直人さんなど、力のある役者さんが自分の役割をとてもよく果たしていた様に思います。
これは観ないと損だよ。
