女子高生アナが、ミュージカル調にゾンビアポカリプスを切り抜ける!
もう、バカ!と叱りたくなるゾンビとミュージカルと掛け合わせたトンデモ狙いヤってる映画でした。
ですが、これが中々のいいゾンビ映画。15分くらいに一回ミュージカルパートがあり、出演者がどういう状況であれ突然歌い出すので、最初は「ふざけやがってんな」て視点だったのですが、そのミュージカルパート、曲が凄い良くてだんだんとミュージカルパート待ちにさせられている自分がいましたね。脚本家してやったりだな。
ゾンビパート(てなんだよ)もいい加減ではなく、ちゃんとゾンビ映画の大事な要素は持っていたので、ミュージカルパートなしでも成立すると思った。ゾンビ映画特有の緊迫感があるにはあんだけど、やっぱ最終的には歌い出しちゃうので、怖い、ていう感じはほとんどなかったかな。ただ、それにしたって血と内臓は飛び散らざるを得ないので、それがダメってんならダメなんだろうけど、間口広く受け入れられやすい作品だと思います。
ミュージカルがどうあろうがダメ!て人は-1.0で。