ヘビメタおやじ

そらのレストランのヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

そらのレストラン(2019年製作の映画)
3.0
2196本目。北海道を舞台にした、一次産業ドラマです。農業や漁業に携わる幼なじみたちが、自分達の産物を材料にした札幌のシェフの料理に感動して、地元でレストランを開く話です。彼らの日常の様子が描かれる前半は、自然の中で交流しながら暮らす様子がのんびりと語られ、楽しいです。後半の大団円に向かってドラマティックになる部分は、それまでの描き込みが弱いので、気持ちの変化に納得できない感じもしました。そして、大団円のレストランシーンでは、一人一人がお客に向けてなんかいい話を語ります。どうしても、わざとらしく感じてしまい、見ているこっちが恥ずかしくなります。いい人、いい話は言葉で説明されてもなあ、特に映画の場合は、と思ってしまいました。