実はそんなに期待せずに観たんやけど、めちゃくちゃ良かった。っていうか途中からずっと泣きっぱなしやった😭でもそれは、ストーリーそのものに泣かされたわけでは決してなくて、最初から最後までこの映画の画面全体から感じられる「豊かさ」に感情を揺さぶられたからだと、自分の中では確信してます。
今の世の中では見失いつつあるような感情の機微や、それぞれの人がそれぞれの相手を真剣に思いやる気持ちや礼節のようなもの。そしてそんな大切な「モノ」を、豊潤としか言いようがない映像表現として捉えた徹頭徹尾プロの仕事。そんなところに大いに感じ入ったからだと思ってます。映画にする意味が本当にある作品って意外と少ないけど、この作品はそんな数少ない一本だと断言できます😭
