鼻ツーンとなるぐらい泣いた笑 久々だこんな泣いたの。たぶん単に今の精神状態がやべえだけだとは思うけど…笑
俺駄目なんだよな。新人の子が苦境に立たされるやつとか、10代の子が自我と戦うやつとか。泣くやつは大体そういうの。
二次大戦下。子供を空襲から守るために親から離れて暮らす疎開保育ってのをやった人がいて、それを描く。
疎開先じゃ食い物ばっかり消費するだけのよそ者扱いだし、何しろ戦時下においての保育の現場のハードさ。
んで大原櫻子さん演じるみっちゃんっていう新人保育士がいるんだけど、もうこの子がね…もう泣いちゃう…笑
素直で率直で未熟で天然で、っていうもう新人とはこのことかって感じなんだけど、色々思い悩むわけよね… 基本的には楽観的な性格なんだけども。
戦時中だから近しい人の死ってのもかなり多くあって、それがねえ…とにかく辛い。
この映画のテーマはエンディングの歌の歌詞に集約されてると思う。
絶え間ない憎しみ悲しみにどうしようもなくなるけど、それでもいつかは立ち上がり、人との出会いと別れを繰り返し、生きていく、っていう。
山田洋次ファミリーの映画なので映画的にどうって話になるとうーんではあるんですけど、正直そこはどうでもいいかな。心打たれる泣き映画でした。