チッコーネ

紅い服の少女 第二章 真実のチッコーネのレビュー・感想・評価

2.5
ヒット作の続編ゆえか、盛り込み過多。
語るべき事象が多すぎて散漫になっており、ご都合主義や省略も目立つ。
韓『哭声』に刺激されたか、ローカル呪術演出をふんだんに採用。
またCG多用のクライマックスには、ヒーロー映画めいた演出まで登場していた。
本作の脚本は監督自身が担当しており、若すぎる妊娠や堕胎、子を失った母の錯乱といった「女親の業」が、全編を重く支配している。