感動した。
あのギラつくような野性味を放つ頃のバート・レイノルズと現在のおじいちゃんとの違い。最盛期が凄いからこそその差も凄い。
自分なんかでもそうなので、彼の作品をタイムリーに観てきた方々にとってはより一層感じられるのではないか。
映画スターとして輝いていた栄光の時代は確かに凄い。だけど彼が過ちを犯していた時代でもあるようで。
過去を美化して振り返ることは出来ても、過去と向き合い決着をつける事ができるようになるのは時間がかかるのかも。
だけど自分のルーツを辿る中で自分の人生を振り返り、それもかつてならば彼が関わることなどなかったであろうパンク少女がその手助けをしてくれて。
そして彼が新たな人生を踏み出すのが感動的だった。
実は凄く整った顔立ちのパンク少女の描く絵がクライブ・バーカーの絵によく似てるなと思っていたら、ご本人でした。