やっと見れた！ミッドサマーだけでアリ・アスター崇拝者になった割にどうしてもビジュアルが怖くて手を出せなかったヘレディタリー。あ〜怖い怖いと思いながら見てたけど結果的にそんなに怖くなかった、というかラストが謎の多幸感なのがミッドサマーと同じなんだな。
本当アリ・アスター監督最高、天才すぎる、わたしはこの人の作る映画の小道具さんの見習いの弟子の使いっ走りくらいの立ち位置で良いから手伝いたい。
はぁ〜美術が最高…と堪能いたしました。
特に好きなのはチャーリーの部屋（ガラクタで作ってるおもちゃ等の作り込み）と、夜から朝に/昼から夜にパッと切り替わるカット、あとミッドサマーでは冒頭に使ってた上下ぐる〜っとのカットはヘレディタリーでは後半に使ってたのね！あぁ細かいカメラワークも最高…
手も足も出ない受動的な男性に対して、物語を能動的に進めていくのが女性（アニー・チャーリー・ジョーン・と祖母エレン）というのも気に入った！
A24作品って割と女性中心にしてくれてて好き！笑
で、主演のママ（トニ・コレット）の演技もすごいんだが、個人的には兄ピーター（アレックス・ウォルフ）の事故シーンの演技は秀逸だと思った。あれってよく見る映画のリアクションとは違うし、実際経験したことないから分からないけど、もしかしたらこの反応が一番リアルなのかも。って思わせてくれて目からウロコ。
アリ・アスター監督の次回作はナイトメアコメディで、17歳以下禁止、上映時間は4時間、とネットニュースで読んだんですが、まじですか楽しみすぎる。。。ﾂｲﾃｲｷﾏｽ！
